理不尽

2018/10/16

 私は前の仕事も職場も、そこまで不満だとか嫌いとかあった訳ではないのだが転職した。

 さて・・・そろそろ、こんな面白い事があったというのを語っても良い頃だろう。

 

 かれこれ、10か月くらい前の話である。
 私の部下が、他部門の男がセッティングした、会社の未来を担う若手で交流して、お互いに知り合って横のつながりを強化していきましょう的な自主的飲み会の席で主催者から、セクハラを受けた。

 激おこである。
 泣き寝入りをしかけていたのだが、色々聞いていたら、その男にはほかにも余罪があった。女とみればとりあえず声をかけて、あわよくば手を出す・・・そういうヤツである。

 妻子があるくせに、そんなことしているクズ野郎である。
 当たり前だが、激おこである。

 ウチの若ぇモンに何してくれとんじゃ!戦争じゃぁ!落とし前つけさせちゃるけぇのお!新木場に投げ捨てて、ホモにケツの穴ガバガバになるまで掘らせちゃるけぇのぉ!ってくらい、私は怒っていた。

 幸いにも、私が勤めていたところには、セクハラやらパワハラやら仕事の悩みやらを、ワンストップで相談できる素敵な窓口があった。しかも、役員にである。

 セカンドレイプを防げるし、一発で解決に導ける!なんて、先進的で優れた会社だろう!私は当時そんな風に夢見がちに思っていた。

 私は、彼女を励まし、そしてその窓口を知らなかった彼女に教えた。

 一応いきなり話が行ったら狼狽する人もいるだろうと思ったので、当時の一番信頼できると思っていた上司に、まだ内々ですが、こういう話いってるんで、そのうち来ますから。と、伝えておいた。

 

 まあ、当然ながら事態は急転直下を迎え・・・まあそいつに聞き込みが行われたり、彼女に聞き込みが行われたり(全部書いたんだからすんなよ・・・とは思ったが)、結果として、その男は厳重注意を受ける事となった。この処分も軽すぎて私も、被害者も不満だった。

 さて、そんなこんなあって、落ち着いたころ、私を当時の本部の責任者、つまり部長とかより偉い人が呼び出した訳である。

 「なんでいきなり役員に言った?ラインを通して上に上げろ」

 と、詰問口調で私に言ってくるのである。
 当然私の解答は決まっている。

 「意を決して私に打ち明けてくれた彼女に対する精神的なセカンドレイプ被害を軽減する為、ワンストップで使える窓口を利用しました。正しい判断だったと確信しています。念のため、利用した事実はお伝えしていたはずですが?」

 ああ、そういう事か!いやぁ、レイホウさんは気が回るなぁ!確かに!そのほうが彼女の精神的負担にもならないからね!って言うようなマトモな精神を持っている相手ではなかった。
 ここから、その偉いオッサンの「組織で働く者の宮仕え的心掛け論の授業」がスタートしてしまった。

 要約すると「いきなり役員にブチこんで何してくれたんだコノヤロウ!ラインを通して上にあげて、その犯人の上長を通じて事実確認してうんたらかんたら、なんならウチの本部内で内々に済ませられたのにコノヤロウ。俺の顔に泥を塗りやがって

 という事だと理解した。

 挙句の果て「自主的な飲み会の席での出来事だから、そもそも会社が介入する事自体がおかしい」とか言い出す始末。時代錯誤も甚だしい。主催者が、業務の円滑化とか交流とかいうワードで呼び出している時点で業務じゃないとは言い切れない。

 むしろ、そんな理由をでっちあげて、専ら自らの性欲を満たすために仕事と会社の名を借りたのは、むしろもっと厳しく追及してしかるべき点であろう。

 ちなみに「じゃあ、業務と無関係なら、セクハラじゃなくて、準強制わいせつで刑事告訴が正しかったという事ですか?」という逆なで必死のセリフを言ってしまった私であった。

 ここで、「組織で働く者の宮仕え的心掛け論の授業2」のスタートである。

 まあ、議論は平行線を進み、結局は時間切れみたいな形になった。

 

 という訳で、笑えるほどにセクハラに対する認識が甘い奴が、事業本部の責任者として座っているわけである。

 ちなみに、処分が軽かった理由は、その男はそもそも、4月以降とある東海地方近辺のキャンパスで責任者として赴任することが決まっていた。役員会もすでに通り終えた案件である。

 既定路線として、彼をそこにつける事が決まっていた。今更無しにして、新たに赴任するものを探すことはできないという判断だったのか・・・あるいは、裏方の新入社員の女性より、これから活躍を期待する男の方が大事という、クソみたいな判断があったのかは謎である。

 そんなわけで、セクハラマンは今日も元気に、東海地方っぽい地域のキャンパスで、教育者面して責任者として働いている訳である。既婚者で、子供がいるヤツはスマホにTinderなんて入れないんだよ・・・。

 

 というような、とても笑える話があった訳である。
 まあ、そんな事があっても、私はそこまで仕事を嫌いにならなかったし、このオッサンについてもサイコパスだと思ってたので、たいして気にしてなかった。

 ただ、会社に未練が無くなった出来事の一端であるのは事実であったりする。

 

 という訳で、笑えるセクハラについて考え甘々マンの話であった。

 

 天の神様

 こういう、オッサン。絶滅するよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

 

コメント

  1. より:

    お疲れ様です、レイホウ様もそのような苦労をされているのですね……。
    世代間ギャップは特に上の世代(ほど)がおかしい、同世代や下の世代はまともだ…というのを年々感じています。

    意外とアレな新人というのは減少傾向にあり、むしろ技術、常識、セクシャリティの問題に追いついていけないオジサン世代の方が厄介な今日この頃です。最近は女性差別系の話題が多いですが、まずそもそも興味を持たずトラブルを起こすのは上の方ですね。

    変わらない、ということが最も厄介であり。
    理解する、譲歩する、配慮する、ということなくそのままであるがゆえに問題となることがあるのは自分自身でも認識しておかねばならないことですよね……。
    セクハラは論外ですが、そうした前時代的な上司にもなりたくないものです。

    私も11月からは新たな仕事でスタートするので、お互い頑張りましょう。

    • reihou19 より:

      本当にその通りで、技術が無い(なくても理解や興味はあってほしい)から話が通じない、自分の常識で動き、セクハラパワハラに鈍感。女性はどうせ出産で辞めると思っている。そんな連中がとても厄介で合った。

      常に、新しいものをお互い追い続けたいものであるな。
      変化が怖くなったら終わりである。

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