ダンケルク撤退戦

2018/08/04

 最近この話題ばっかりなのだが、サー・ウィンストン・チャーチルの「第二次世界大戦」である。

 2巻に入って、ドイツの猛攻勢の前に、フランスが陥落していく様が時系列を追って見事に描かれている。
 特に、ダンケルクの撤退戦(ダイナモ作戦)は、その緊迫した状況における政治的なやりとりや、決断、一連の行動といったものが精緻に描かれており、ヘタな軍記ものよりはるかに面白い

 とにかく面白いのでオススメである。

 とくに、この2巻については、防衛線をドイツの機甲化師団が、重戦車の突破力を生かしてズタズタにしていく様が描かれている。

 わずかな防衛線力で、パンツァーと戦う絶望的な状況は手に汗握る展開である。

 

 前にも書いたが、とにかく、敵味方を問わず、優れた行い、優れた戦いをした者には、惜しみない敬意が評されているのが、この作品の特徴である。

 チャーチルは、ドイツの電撃戦の手際の良さについても、感嘆し、称賛している節がある。
 あとわずかで、パリ陥落である。

 

 また、イギリス国内の政治においても、挙国一致内閣体制のもと、与野党が手に手を取り合って、祖国の危機に立ち向かう姿が印象的である。

 主義主張の違いはあれど、ともに国家を思う仲間という連帯が感じられる。

 いま、日本が戦禍に巻き込まれていくとして、あそこまでの挙国一致体制が作れるだろうか。

 日の丸・君が代を否定している人々もいるが、「政策」ではなく「思想」で語り、「どうにも国家が嫌いそう」なコミュニスト崩れみたいな連中が役に立つおであろうか。謎である。

 

 天の神様

 この本がとても面白いので、どんどん広まりますよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

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