知られざる私立通信制高校の世界4

2018/07/10

 reihou.roを失効してしまったので、reihou.pressで再スタートしている。
 頑張って検索順位を上げていきたい。(最近忘れてた枕詞)

 

 ちなみに、「私立」通信制高校と銘打っているのには理由がある。
 なぜなら、公立通信制高校はあまりにも実情が違って、在籍者の半数以上が休学中とかザラだからである。

 さて、今回は通信制高校にやってくる生徒に多い傾向について話をしていきたいと思う。

 

●鬱・統合失調等メンヘラ系 (近年減少中)
 10年くらい前にやたら多かった。
 当時はスクーリング中のオーバードーズとか発生してヤバかった時代である。キャンパスのトイレでリストカットくらいは常識。マトモに見える子でもリストバンドで常に跡を隠してたり・・・。

 授業中に辛くなって頓服のデパスを喰らう姿をよく見かけたものである。
 昼食の際に味の濃いスープやコーヒーにリスパダールを溶かして飲む姿も見かけたものである。

 このころは、本当に気軽にどいつもこいつもデパスを飲んでた気がする。甘いらしい。

 

●起立性調節障害(横這い推移)
 ずっと一定数がいる。
 かわいそうな事に、周りの者から怠け者みたいに見られるのである。
 低電圧でPC稼働させてるようなもんで、怠けるとかそういう以前に、定格の出力が出ていない。

 朝はグデングデンのグワングワンの事が多く、午後から多少復活してくる。
 気圧の低い梅雨時は調子が出ない。など、どうしても怠け者に見えやすい条件がそろってしまう。

 現代医学よ…彼らを救ってやってほしい。

 

●なんとなく入りにくくなっちゃった系不登校(メイン層)
 不登校の中には、理由がわからなくなっているケースも少なくない。
 なんとなく休んだ。インフルで長期に休んだ。そしたら教室に入りにくくなった。

「今日逃げたら明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ」という言葉があるくらいで、逃げ続けた結果、もう教室に戻れなくなってしまっているケースが多い。

 この手の連中は、通信制に入って、環境をかえてやると突然登校できるようになったりする。

 

●スペクトラム障害(一定数がずっといる)
 いわゆる発達障害。
 どうしても、とっぴな言動や、強すぎるこだわりが働いて、環境に対して不適応を起こす事が多い。

 彼らが通信制だとやっていけるというのも、全日制よりも人間関係が固定化されていない事や、通学日数の調整ができる事、また私立通信制の職員は殆どの場合、大小の差はあれ発達障害のケアの学習をしているからである。

 本人が診断を受けていて、療育手帳とか持ってて、両親も療育という考え方のもと、認知行動療法などでソーシャルスキルの育成に励んでくれていれば、かなり良い感じに育つことも少なくない。

 

●友達とモメた(転入最大派閥)
 全日制から転向してくる生徒の王道パターン。
 単なる対面の関係だけではなく、LINEやらツイッターやら、本アカ・裏垢・グループチャット等々、人間関係は複雑化の一途をたどっており、むしろ友達とモメる地雷原を無傷で渡り切れる高校生のが奇特
 地雷を踏んだ時、軽傷で済むか、あるいは鋼のメンタルを持っているかでないと、全日制は生き抜けない。特に女子。

 

●退学処分(絶滅危惧種)
 実はほとんど居ない。
 何かやらかして高校を退学処分になるようなヤツは、よほどじゃないと編入してこない。
 ちなみに、私が関わりがあるタイプのところも、ハイブランド路線なので、この手合いは獲らない。

 

 

 

 まあ他にも、実質的なネグレクトだったり、学習障害だったり色々あるのだが、こんなとこである。
 でもこれって、どこの学校でも普通に居るものであり、急に増えたということはないはずである。

 

 ここで、ある方が、こうした対応の講演で言っていた印象的な言葉を引用したい。

 「スクールカウンセラーが配置されてから職員の生徒対応力が落ちた」

 である。
 学校にスクールカウンセラが配置されてから、こうした不登校系の事案はそっちに回すようになったのである。本来であれば、先生がきちんと指導した上で、その状況についてスクールカウンセラからスーパーバイズを受けるのが理想的だが、そうはならなかったようである。

 部活指導とかさせてないで、特殊状況の生徒指導をきちんとできるよう「教育者としての学習」をきちんとさせていくべきである。

 

 天の神様
 私立通信制高校が不要になるような世界が理想ですね。理想がかなうことを、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

 

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