ちょっと耳よりな話

2018/05/31

 先日の高大接続フォーラムで関学の方から聞いた面白いネタがいくつかあったので紹介したい。

 「入試時の順位とGPAに相関関係が無い」というものである。
 入試時にトップの成績だった者と、中堅どころの成績だったものまでの間では、その後のGPA等において相関関係が無いという事を言っていた。

 なお、これが成績甲斐になってくると明確な相関関係が出てくるそうで、面白いところである。

 ギリギリ入ったヤツは大学の勉強についていけない。
 そうではないヤツは、目的意識だとか、興味関心だとか、コミュ力だとか主体性だとか、いろんな人間的な要素によって大学入学後の優秀さは異なると・・・。

 

 なお、eポートフォリオ等をもちいた、主体性等の学力の三要素のバランスの良い評価という選抜方法についてだが、これにはひとつ、大事な脚注が入る。

 「合格点周辺のギリギリの生徒の選別に使う」という事である。
 バランスの良い評価であるので、これらの三要素も得点化されるので、通常の筆記試験でぶっちぎりの合格点を取れる人間にとっては、実は全く関係ない話なのである。

 逆に、ギリギリの大学にチャレンジする人間にとっては、「高校時代にどんな活動をしてきたか」とか「どのような探求的な学びを主体的に行い、自ら振り返ってきたか」を見られる。

 これって「背伸びした大学に無理くり入学するのが難しい時代になる」という事を指している。
 ギリギリ合格点を超えれば良いのではないという点で、難しい時代になる。

 逆に、大学にとっては、GPAとの相関性が出てしまうようなギリギリレベルの合格生徒層から「伸びそうな生徒を選別する」良い素材が与えられたことになる。

 少子高齢化で大学全入時代になるかと思いきや、ここから再び、大学というものの価値を取り戻す時代に入っていくような気がする。

 天の神様
 レジャーランドとしての大学が良い具合に終わりますよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

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