Japan e-portfolio

2018/05/29

 高大接続フォーラムに行ってきた

 一橋の教育会館のホールでやっておったのだが、ホールはほぼ満員という有様で、しかも来場者は秋田県とか山梨県とか、まぁまぁ東京が遠い地域の人々も来ておってビックリである。

 このイベント、何かというと、文部科学省の委託事業の一つで、学力の三要素をバランスよく評価できる大学入試改革のために、e-portfolioを使っていくというものである。

 すでにシステムは用意されている

 日常的な学習や探究活動、課外活動を通じて、そこでの学びや振り返りを記載していくことで、その生徒の取り組みや学習に対する態度といったものを見るというものである。

 ちなみに、現高校1年生から対象なのだ。

 

 入試や就職活動において、面接というウソつき合戦みたいな批判が世間にあることは人々の承知するところであろう。

 これは、そういうウソつき合戦に終止符を打つべく、「プロセス」や「取り組み」や、そこから得た「学び」「振り返り」といったものを、エビデンスとなる画像を交えてオンラインにアップし続け、それらを総合的に見て評価するというものである。

 解りやすく言うと、自分の学習や成長の記録専用の、学校としか繋がらないSNSである。

 最終的に、この流れが広がれば、就職活動にまで及ぶ可能性も秘めているというものでもある。

 

 基礎的な学力はもちろんのこと、自分の取り組みを振り返れる人間であることが求められる。大人でも、自分の至らぬ点を直視するのは難しいところである。それを高校生に求めていくのだ。

 好む好まざるにかかわらず、世間の潮流なので仕方がない。

 

 これには、ビジネスチャンスも絡んでおって仕様を公開していくので、他の民間事業者でDBの連携ができるようにして「入力しやすいポートフォリオのプラットフォーム」なんかも次々と生まれてくるところである。Classiなんてその最たるものである。ベネッセの後ろ盾もあって力強い。

 そもそも、この関西学院大の実証事業においても、Japan e-portfolio自体は、ログインサーバ関連のしくみについては、ベネッセが絡んでいるという話もあって、ベネッセが次世代の入試で覇権を握るための重要事業の一角ともとらえられる。

 ベネッセは現在G-TECなどで、英語の検定分野でも目覚ましい伸びを見せている。

 教育関連企業の雄として、大学入試改革をチャンスとして打って出るつもりである。
 塾や予備校と違って、先生や教室を抱えているわけではないので、コンテンツさえつくりかえれば、すぐに改革に対応できるスピード感も強みである。

 

 これから先、この流れがどうなっていくか、注視していきたい。

 と、真面目な事を書いておいてアレだが、課外活動とかスポーツとかの練習などの振り返りを書く欄もある。ぜひ、ここで日々の戦略を見直しながら、シャドウバースとかでMASTERを目指して、振り返りながら学び、研究していったとか、LoLで仲間をまとめあげて、ともに戦略研究をして上り詰めていく過程などを記載する剛の者も出てきてほしいところである。

 

 天の神様

 なんだか、なんでもかんでも振り返らされて大変ですね。振り向かずに走り続ける時代は終わったという事ですね。彼らが、公平に評価されるよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

コメント

  1. 匿名 より:

    日頃振り返らないでいると、就職活動の際にいきなり振り返って痛い目を見る(ひともいる)と思いますので、勉強という麺では、日頃から生活態度を管理する、といったことが大事なのだと思います。
    が、そんな勤勉なヤツいるわけ無いじゃん、と日頃だらしがなさすぎる自分は思ってしまいます。中国では、カメラの人物認証を利用して、社会的信用システムを構築しようとしていると聞きました。長々とゲームばかりしている人は怠け者と見なされるらしいので、自分としては、他人様に評価されるために生きているんじゃあないぜ!と思いました。
    それでも、自分を律し、社会に模範的であろうとする人は、とても立派だと思いますので、どうか見守りください。

    • reihou19 より:

      いやまったくその通り。
      それこそ、毎日日記みたいのをアップできるやつなんて、よっぽどヒマなヤツである。

      そして、何でもかんでも記録して、あとから振り返ったり、それを見られる時代になると何でも模範解答的な内容を書いたり、行動したりするつまらない時代になりそうである。

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