2018/4/28
クロノマギアという、ガンホーの当たらなそうなカードゲームが、やっぱり当たらずに大爆死。お通夜状態になっている。
様子を見て、面白そうならプレイしてみようかと思っていたが、スルー安定である。
爆死の原因は、色々あるだろうが・・・そもそものパック配布の渋さと、パックの高さと、その他もろもろ・・・
ググると色々出てくると思うが、
チュートリアルクリアでもらえるのが1パック。
1パックが高い&枚数少ない。
デジタルTCGで当たり前の、分解・生成のレートが異常にキツい上に、生成用の粉が属性別。
マスターがアンロック要素。しかもアンロックに粉を使う。
当たる要素が皆無である。
仮に1~2万課金しても、マトモなデッキは組めないというのが大方の見方である。
もっとも、TCGにおいて、たとえば「パララクス補充」みたいな超絶金満デッキが存在し、そこに金を投じる人が居るのは事実である。
だが、大部分はカジュアルプレイヤであるし、トーナメントレベルのプレイヤであっても、そこまでの金満デッキを組むとは限らないわけである。
それが・・・始まったばかりのデジタルTCGが、そこまで強気な価格設定。
先輩ゲーム達を見て、何を考え、何を学んだのか謎である。
だが、逆に考えてほしい!
ひょっとしたら、逆転の発想なのかもしれない。
TCGを始めたころ、お互いにメタゲームとか解らず、そもそも強いデッキレシピも知らないし、カード資産もなく、一生懸命考えて組んだデッキ同士で、友達と対戦した事があるだろうか?
色が足りなくて、無理くり基本土地で2色とか。
たまたま手に入れたフィニッシャー級の強力ファッティを使いたくて、タッチカラーを入れるとか。
この上なく楽しい体験ではないだろうか。
だが、普通これは長く続かない。
少しずつカード資産も知識も増えて、テンプレデッキを組めるようになり、それを回すようになってくると、この時代は終わりである。
あの頃の楽しさがずっと続けば・・・
そう、クロノマギアならね。
という事ではないだろうか。マトモに数万課金した程度では、デッキが組めないようにしておけば、皆ありあわせの自前カードで工夫したカジュアルデッキで戦う環境にできる。
そういう事なのではないだろうか。
デッキのテンプレートがあり、メタゲームがあり、それにのっとってデッキビルドするという当たり前の常識。これが違うのである。
何もかも無いなかで、ありあわせで作ったデッキで戦う楽しさを提供しよう!
e-sportsなんかとは対極を行く、地元の友達との初心者同士対戦を目指したゲームなのかもしれない。
天の神様
ガンホーサイコーマンクルポであります。
これからも、マンクルポなゲームを出していきますよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。
えいめん!
コメント